真珠と“みなせ”と関西出張(その2)
2023.11.21

真珠振興会主催の「ジャパン パール フェア」の視察、買付けが終わり、一旦ホテルへ戻り一休みしてから真珠検定SA(シニアアドバイザー)の懇親会会場へ向かいました。

 

コロナ禍では、なかなかリアルでお会いする機会がなく、オンライン上で何度かお会いしてはいたものの、やはりいわゆるオフ会は待ち遠しいものでした。

 

東北から関東、地元近畿、四国から集まった方々と大いに真珠や宝石業界の話ができました。皆さん真珠に対する向き合い方が真摯な方々ばかり。「花珠(はなだま)」「無調色」「オーロラ天女」「鑑定書と鑑別書の違い」などなど・・・。エンドユーザーであるお客様には一見分かりやすそうな表現ではあるものの、実際は言葉が独り歩きしていて真実を知ると、正しい知識をお客様へ伝えていかなければならない使命感を感じます。

 

また、昨今の真珠稚貝の大量死や中国の爆買い・・・・

今回、中国出身で都内で真珠販売を行っている方とお話する機会があり、聞いた話だと中国人のアコヤ真珠熱は少しおさまりつつあると・・・要はダイヤやルビー、エメラルド等に比べると真珠は割安感があったとのことで、昨今の値上がりヒートアップのためこれらの宝石と比べて割安感が薄れてきたと。

しかしながら、この業界の重鎮の方々のお話だとここ数年で3倍くらいに跳ね上がった価格が、来年また1.5倍くらい上がるだろうと・・・(絶句)

この4~5年で4.5から5倍でっせ!!お客さん!!という話。今回、真珠業界の最前線といえる神戸のジャパンパールフェアに参加できたことで、大げさな話ではないと実感。実際今店頭にある真珠が売れてしまったら、次の仕入れ品は同等クラス・・・うちの店の主力は35万から50万円クラスですが、それが最低70万とか100万アップになったとしたら、どう考えても買える方がごく少数に限られてしまうのではと。

 

ですので、この記事を読んだ方は悪いことは言いません。お早めに店頭にて我々の話を聞きにきてください。実際、本日ご家族で来られたお客様が、奥様のお持ちの真珠ネックレスをご持参の上、お嫁さんになる方へのプレゼントのネックレスをお求めになられにいらっしゃいました。

秋田県では、唯一となる真珠振興会公認のシニアアドバイザーがおり、真珠科学研究所認定の複数の資格保持者もおります。

 

今回、全国の同様の仲間たちとも交流し、改めて真珠をきちんと説明できる人材の必要性を感じてきました。

 

すっかり盛り上がり、美味しい料理とお酒で真っ赤かの私藤井でございます。(酔った勢いで、みんなでパールを表す「まんまる」ポーズを提案しちゃいました(笑))

 

 

 

オサレな神戸の街並みを挟んで・・・

 

 

その後、2次会、3次会・・・

真珠のスペシャリストや業界誌の編集長たちとウイスキーで良い感じに・・・(汗)

 

 

 

と、色々書いてたら長くなったので、その3へ続く・・・

 

 



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