BALL（ボール）ウォッチの絶版レアモデルについてご紹介「ムーンフェイズ編」

2018.07.14

　日々、お客さまから時計や宝石・ジュエリー・アクセサリー・修理のことでご質問をいただきます。その中でよく訊かれることや、お役に立てそうな内容をピックアップしてお伝えしたいと思います。

さて、昨日に引き続き2本目は、「BALL（ボール）ウォッチ」の”トレインマスター　ムーンフェイズ”（通称お月さん）。

N氏から、このモデルが絶版ときいてはじめは耳を疑いました。

え？！　お客さんからの評判もいいし、流行り廃りのデザインでもないし、スタンダードだし、定番継続モデルかと思ってました。

メンズモデルの濃い青さ加減も良いし、ボールでは数少ない艶っぽさのあるレディースモデル（笑）もラインナップしてたのに・・・。

メンズはサンレイ（って言うはず）ダイヤルで、レディースはMOP（マザーオブパール）・・・つまりパールの母貝ダイヤルで、角度を変えてみると変化が楽しめていいんだよなぁ。

せっかくなら、最後のお客様にはペアで持っていただければ、”お嫁入りさせても”この子たちもお互い寂しくないだろうなぁ…。なんて…^^;

雨の日も曇りの日も、秋田だから雪の日も毎日お月さんが腕元を照らす。

そう。なんといってもボールウォッチですからね。「マイクロガスライト」っちゅうヤツで、24時間365日お月さんが光ってくれるんですよ。

もちろん、針もインデックスも光ります。よくある他メーカーの蓄光式でなく、自発光式なんです。だから、数時間後に蓄光が切れるっていうことがない。夜通し光り続けているわけです。（厳密に言えば、日中もね。あと、日に当てておかなくても光るのです）

ちなみにバックスケルトンなので、裏から自動巻きの精緻な機械も一人しずかに楽しめます。メンズ、レディースともにね。

ではここらで、スペックを。

〈メンズ〉

▼大振りなムーンフェイズ表示ディスプレイの下に自発光マイクロ・ガスライトを組み込み、暗闇で月の満ち欠けの様子が神秘的に光り輝く。文字盤の造形も立体感に富んでおり、エッジを効かせたギヨーシェパターンのスタンピング加工と繊細なサテン加工を組み合わせ、中心部から放射状に拡散された幾多の線の模様でサンレイを表現している。

日付、ムーンフェイズ（月齢）、27個の自発光マイクロ・ガスライト、耐衝撃性（5,000Gs）、50m防水
直径40mm、厚さ14.55mm　反射防止処理済サファイアガラス、シースルーバック

¥253,800（税込）

〈レディース〉

▼角度によってさまざまな表情を見せるマザーオブパールのエレガントな文字盤に大振りなムーンフェイズのコンビネーションは、ドレッシーすぎず、しかし気品に満ち溢れるデザインに仕上がっている。ムーンフェイズ表示ディスクの下に自発光マイクロ・ガスライトが組み込まれているので、暗闇で月の満ち欠けの様子が神秘的に光り輝く。

日付、ムーンフェイズ（月齢）、26個の自発光マイクロ・ガスライト、耐衝撃性（5,000Gs）、50m防水
直径34mm、厚さ12.05mm　反射防止処理済サファイアガラス、シースルーバック

¥253,800（税込）

それぞれ一点限り。早いもの勝ちです。

（30回払いまでの分割金利手数料サービス中）

つづく・・・

【JIKODOでは・・・】

時計屋の店主ならではの視点で、時計の提案をしております。

何を買ったらいいか分からないんです等の相談が大好物。

時計に関するモヤモヤを解消します！！

《秋田市の男性向けフリーペーパー『Otto（オットー）』第３号でミナセをご紹介しました。》