思い立ったが吉日。
マッサ’s Eyeと命名し、時計やらジュエリーやら、その他私の興味のあるものの雑感をブログに不定期で書きます。
普段接客で、私がどんな話をしているのか・・・ちょっとでも再現チックにできればと思います。今日はシェルマンの「デュアルタイムリピーター」について。
え?なんでまた、シェルマンから始めるのかって??
今日たまたま接客したからに決まってるじゃん。(←アホ)
な~んて(笑)
実はうちの店の隠れ人気ブランドがシェルマンなのです。(←ホント)
比較的年代的に上の方に好まれますね。
1)クラシックな雰囲気のお好きな方
2)機械式時計が好きだけど、クォーツも持っておきたいなという方
3)値段より高そうに見えるものが好きな方
4)コンプリケーション(複雑時計)に憧れていた方
5)ネットや通販番組でシェルマンを知っていたけど、実物を見てから購入したかった方
などなど・・・
ま、あまり文章ばっかりだと嫌われるので、まず写真いっときます。
どうですか?
好き? キライ?
たぶん、この時計はほぼ第一印象で決まりますので、好きだと思った方だけ続けて読んでくださいね。
実物の写真、このまんま現在時刻で撮ったもんだから、インダイアル(小さくこちゃこちゃしている機能の方)の針が見づらいですよね?なので、見やすい針位置の写真を写真に撮りました。
この時計、
(1)音で時刻を知らせる「ミニッツリピーター」
(2)うるう年も計算してくれる「パーペチュアルカレンダー」
(3)外国行った時便利な「ローカルタイム表示」
(4)1回限りの「単純アラーム」
(5)毎日同じ時間に鳴らせる「デイリーアラーム」
(6)さらにローカルタイムにも設定出来る「ローカルタイム アラーム」
という便利機能満載なんだけど、1回では覚えきれないですな・・・。(←もしやオレだけ?)
ヘタすると、この沢山の機能のおかげでこの時計のことがキライになってしまう可能性もあります。なので、
「あぁ、デザインレイアウトが面白いだけじゃなく、便利な機能が色々付いてるのね」
くらいで思っててもらって結構です。
で、ここからは、デザインレイアウトのディテール(詳細)を。
6時と7時位置の中間にある、このインダイアルは時には「ローカルタイム」、時には「年月日(うるう年表示)」 そして「ローカルタイム アラーム時刻」を表示してくれます。
で、この10時位置あたりにドカンと居座っている扇型のインダイアルは、曜日や機能表示、ゼロ合わせなどに使えます。そして、その表示方法は時計マニアにはたまらない「レトログラード」方式。一旦下まで針が動いたら上に逆戻りします。
さらに、このコにはもう1コレトログラードが!!
4時と5時の間にあるコレね。
これ小さいけど重要な役割があって、ローカルタイムの午前午後を表します。この機能がないとアラームが午前午後間違ってあらぬ時間に鳴ってしまいます・・・(汗)
ですので、このコがあるおかげで皆さんは遅刻しないで済むワケです(*^^)v
針の動きもレトログラードですから、端までいったら「ピョーーーーン」と逆戻りします。
この「デュアルタイム リピーター」の動きと音を聞いてみたい方、今日一生懸命マニュアル見なおして使い方覚えたので、忘れないうちにご来店を。
え?! 動画?? それはまた今度ということで・・・^^;
アレ? 接客チックにお伝えするつもりがフツーに説明になっちまってる・・・汗
結構ムズカシイのね。コレって。だんだんそうなるようにガンバリますので、今後共お付き合いをよろしくお願いします。
あと、うちの店のシェルマンコーナー。
シャルマンといえば、定番「グランドコンプリケーション」。
機械式時計好きが唯一感心するクォーツ時計か???
中のムーブメントは、シチズン製。
でもこの開発には、シェルマンさんとシチズンさんとのもの凄い葛藤があってこそ出来上がったもの。
アンティーク時計を知り尽くしたシェルマンさんと、日本の技術の粋を集めたシチズンさんでしか成し得なかったこのモデル。
完成してから2年間はこのムーブメントは、シェルマン独占販売でした。その後、シチズンブランドからやその他某時計店さんからもこのムーブメントを使ったモデルが色々出ました。
でも、やっぱり元祖というか生みの親の息がかかったモデルが一番エネルギー度が高いと思うんですよね。
最後に気になるお値段ですが、
「デュアルタイム リピーター」・・・¥178,500(込)
「グランドコンプリケーション」・・・¥132,300(込)~です。
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