気分は時計職人! 組み立て式機械式腕時計「組匠(クミタク)」製作 その10
2013.03.01
チョチョイのチョイで出来るかも、と思ったのもつかの間・・・
「け、結構ムズカシイぢゃん! 針止め(゜o゜;」
短針が浮きすぎちゃカッコ悪~いと思って、横から見てキレイに見える位置へグググッと押し込んで・・・
秒針は一番華奢な針だから、慎重に慎重に・・・
力入れすぎたら折れそう。だから軽く入ったら良しかな?
「よし! これでOKだろう!!」
うまく取り付けたつもりだったのですが、動作確認で短針をグルグルと回し、5時くらいにさしかかった瞬間・・・
「針がピョ~ンと飛びました!! (゜o゜;」
「文字盤にキズが付かないように、ビニールを敷き“針抜き”で一旦針外し」
なんか、針が抜ける感覚がわからないので、なんか不安になるな、コレ。
そして、二度目の正直で、これなら大丈夫でしょ!!
「何度も何度もぶつからない事を確認。時計の針なんてぶつからなくて当たり前!と思ってましたよね~。でもこれ、やってみるとわかりますが、微妙な力加減で絶妙にぶつからなくて、上下だけでなく左右のバランスもチェックして設定しなきゃそうならないんですよね。」
「いよいよ表も裏も時計らしくなってきたゾ!!」
そして・・・・
つづいて、ようやくケーシングの工程へ。
ん? ってことは、リューズ巻芯を外すのか?!
「なにィ~~~」
鬼門の「おしどりネジ」くんを調節しなきゃいけないじゃんね。ココ。
「なんか、ムダに(?)ドキドキすんな。多分しょっぱなになんともなければ、気にせずできるのに。(^_^;)」
つづく・・・