MINASEナイト in AKITA ~マイネーゼたちのつどい~ 初開催しました! Part2
2018.10.16

 日々、お客さまから時計や宝石・ジュエリー・アクセサリー・修理のことでご質問をいただきます。その中でよく訊かれることや、お役に立てそうな内容をピックアップしてお伝えしたいと思います。

 

 

 

さて、本日はさる10月13日(土)にJIKODO店内にて開催されました「MINASEナイト in AKITA ~マイネーゼたちのつどい~」についての続きです。

 

 

 

メインイベントだった、MINASEのメーカーである協和精工社から来ていただいた 時計製造部 部長 高橋 功一さんと 時計2課課長 高橋 稔さんと私のトークセッション。

以下に私の記憶の範囲内で、再現致します。(協和精工社の関係者の皆さま、当日ご参加いただいた皆さま、そこ違いぞという箇所がありましたらご一報くださるとありがたいです)

 

 

 

まずは高橋 部長に、

 

Q.「数ある時計の中でMINASEの特徴は?」とお訊きしました。

 

部長「やはり研磨。ケース、ブレスレットに対して時間をかけてじっくりと研磨しています。以前に国産S社のクレ○ールやC社のエク○ードも自社で研磨していたんです。それが自信となっています。我々は大手と同じことをしていても選ばれないと分かっています。ですので、他社がやっていないこと、ところまで手をかけます。ケースやブレスレットは他社でも”ザラツ研磨”をしています。我々は、より細かく作業が大変な文字盤のインデックスまでザラツをかけます。そこが違いです。」

 

 

Q.「国産であること、秋田産であることが特徴のミナセ。 なぜムーブメントはスイス製なのか?」

 

部長「我々は元々、ドリルや切削工具のメーカーです。国内の腕時計大手メーカーは、我々にとって顧客なのです。新たに自社ブランドのMINASEを立ち上げた時、ご紹介に上がる際どちらかのムーブメントを入れてしまっては角が立つと思い、あえてスイスのETA社のムーブメントを選択させていただきました。ちなみに誰もが知っているようなスイスの大手メーカーも我々の顧客です。」

 

 

Q.「ファイブウィンドウズ、ホライズン、ディヴァイド」に続く定番シリーズの発表の予定はありますか?

 

部長「今回新たに限定でセブンウィンドウズを発表させていただきました。もちろん、いずれは新たなシリーズは出てくるでしょうが、現在のところ予定はありません。」

 

 

Q.「キャッチコピーに100年語り継がれる時計・・・とありますが、そのために何が必要でしょうか?」

 

部長「やはり、人材育成だと思います。若い社員を育てることを大切にしております。技術の伝承しっかり行い、お客様に安心して時計をご愛用いただくことを念頭においております。」

 

 

 

続いて、高橋課長に

 

Q.「ザラツ研磨とは何か?」

 

課長「元々ザラツとは、スイスにあった機械工具の名前が由来と言われております。その意味は下地処理です。いかに下地を丁寧にしっかり行うか。ただ単にポリッシュ(磨き)をかけたものとは全く違います。」

 

(ここで、持参いただいた、ネジ、ナット、ボルト(ホームセンターで売っている一般品)で、ただのポリッシュ仕上げとザラツ処理してからポリッシュしたものを比べて見ていただく)

 

確かに、ガラスとアスファルト上の水面を比べると、ガラスはピカッと光るが、アスファルトはざらざらしているので乱反射しキレイには光らないですもんね・・・。

 

Q.「スイスでザラツ研磨をやめてしまった理由は?」

 

課長「かなりの手間隙がかかること。職人さんがいなくなってしまったことなどでしょうか。」

 

 

Q.「研磨するときに最も大変なことは? また大切にしていることは?」

 

課長「バランスですかね。ピラミッドの三角形を思い浮かべていただいて、その面が1つでも角度が違うと美しくないですよね?きっちりと面を合わせるように注意を払っております。」

 

 

Q.「ずっと研磨してて飽きることはないですか? もうやめたい!って思ったこととか(笑)」

 

課長「同じようなことをしているように見えて、一つ一つ違う部分があったりするんです。完璧にキレイに仕上げようと思うと終わりがないですね。 思ったことは・・・ないですね(笑)。」

 

 

お二人に

Q.「ミナセの時計は月産50個とおききしています。これは時計メーカーとしてものすごく少ない量だと思います。増産する予定は?またどのくらい作りたいですか?」

 

部長「会社からは100個作れればいいよね。と言われております(苦笑)。 ただ、お話しましたように研磨にものすごく時間がかかります。また社員育成をしておりますが、そんなにすぐ課長のようにできるようにはなりません。50個を60個、次の年には70個と少しずつ増やしていって、いずれ100個になればいいなと思っておりますが、質は落としたくないですね。」

 

課長「若い職人が育ってきてますので、いずれは100個とは思ってますが、やはり品質第一です。現状はこれが我々の実力だと思います。」

 

(ここで飛び入り)

 

営業主任「司会者ですが、ちょっと失礼します。営業の立場から言わせていただくと、多く作られるとその分売らなければならないので、大変です。ほどほどでお願いします。」

 

(一同 笑)

 

Q.「ところで、お二人は秋田県民なんですか?(笑) それと、今までMINASEをご購入いただいた方と、これから購入されようとしている方へメッセージをお願いします。」

 

部長「はい。さきほど飲ませていただいた羽後麦酒や明通りチーズの羽後町出身です。でも、どちらも初めていただきました(笑)。 それはさておき、まずはMINASEをご購入いただきましてありがとうございます。私達が作っているMINASEの製品は自信を持ってお届けしておりますので、ご安心の上ご愛用くだされば幸いです。秋田ではこちらのJIKODOさんを通じて、ご紹介させていただきますのでどうぞよろしくお願い致します。」

 

課長「はい。私はJIKODOの皆さまにも工場に来ていただきましたが、あの工場から車で5分くらいのところの出身です。高校を卒業してから30年ずっとおります(笑)。一つ一つと向き合って使う方のことを思いながら磨いております。世界でも認められる時計作りを目指しております。もし気に入っていただけるのでしたら、購入していただければ嬉しく思います。」

 

 

Q.「最後に、これからの目標、夢は?」

 

部長「やはり海外ですね。スイスから始まり、中東のアブダビで販売がスタートしました。フランス、ドイツにも販売店が決まっております。世界にMINASEファンを作っていきたいですね。」

 

課長「同じくです。世界中の方に認められる時計づくりをしていきたいです。」

 

 

以上です。

私の拙いインタビュアー、コーディネーターぶりで大変失礼致しましたが、少しでも当日の雰囲気が伝われば本望です。

 

(インタビュアーをすることと、お酒も入っていたのでお話の内容が一部違っているかもしれませんがご容赦ください)

 

 

 

それにしても、秋田のミナセが世界へ・・・・なんとも夢がありますね。

 

そして、高橋部長、課長の実直なお人柄がそこかしこで滲み出ておりました。

寡黙で誠実、協和精工社の方々が作るMINASEからも、そんな想いが伝わってくるような気がします。

 

愛用している私のホワイト ディヴァイド君に、益々愛着が湧いてきました。

(ベルトを純正のラバータイプからレザーベルトに替えてみました。)

 

 

通常の3倍ほど展示しておりますので、気になった方は一目見に来てみてくださいね。

 

 

あ、忘れちゃいけない。

最後、参加した皆さまで記念撮影。

 

 

ほんと、高橋部長も高橋課長も優しい雰囲気出てますね。

ご参加いただいた皆さま、遅くまでありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

10月12日(金)から21日(日)まで、秋田市大町サンパティオ大町にありますJIKODOでMINASEフェアを開催致しております。

JIKODOは秋田県唯一のMINASE正規取扱い店。

 

 

当日は、話題の最新作「セブンウィンドウズ」の実物を展示し、オーダーをスタート。

「ファイブウィンドウズ」「ホライゾン」「ディヴァイド」とミッドサイズももちろん取り揃え、ほぼフルラインナップでご紹介致します。

 

 

百聞は一見にしかず。

JIKODO初のミナセフェアにどうぞ足をお運びください。

 

 

 

 

 

 

在庫や予約等のお問い合わせは、こちらからも可能です。

 

http://www.jikodo.com/cgi-bin/inquiry/index.html

 

 

ご来店やお電話からも承ります。

 

秋田市大町1-2-7サンパティオ大町
JIKODO

フリーダイヤル 0120-18-3221
TEL 018-888-3800

営業時間 
AM10:00~PM7:00(平日・土曜)
AM11:00~PM6:00(日曜・祝日)
定休日 水曜日

 

 

 

 

 

【JIKODOでは・・・】

 

 

時計屋の店主ならではの視点で、時計の提案をしております。

何を買ったらいいか分からないんです等の相談が大好物。

時計に関するモヤモヤを解消します!!

 

 

 

 

《秋田市の男性向けフリーペーパー『Otto(オットー)』第3号でミナセをご紹介しました。》

 

《第2号》

 

 

《創刊号》

 

 

 

時計をブランド名だけで選ばず、身に着けるお客さまの人生観に合わせてのご提案を心掛けております。

店主藤井は、こんなお客さまが大好き。

「なんとなく見に来てみました~。」

 

「そろそろ一つくらい良い時計があってもいいかなと思って。」

「機械式の時計のことほとんど分からないんですが、基本的なこときいてもいいですか?」

 

などなど。

 

欲しいモデルを決めて来られるかたももちろんいらっしゃいますが、むしろモヤッとしている方の方が萌えます(笑)。

 

 

路面店は敷居が高いイメージがあると思われますが、「入ってみたら意外とアットホームだった」とよく言われます(^^)

 

 

私が大事にしているのは、初めての方やまだ慣れてない方の居場所を作ること。少しでも長居しやすいようにお声掛けやお話の仕方に気をつけているつもりです。

 

 

ここだけの話、私も人見知りしたり口下手だったりするので最初はお互いにぎこちないかもしれませんが、「今日は下見です」とか「まだ候補を探している段階です」などと言っていただければ緊張感も和らぐと思います。

 

 

どうか気負いすぎず、時計好きの方もこれから好きになりそうな方も、一から誠意をもって対応させていただきますので、ご来店を心からお待ちしております。

 

店主 藤井

 

 

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ブライダルリング専用のホームページができました。

http://www.jikodo-bridal.com

お車の方は、サンパティオ大町 地下共同駐車場が便利です。

お帰りの際に、無料サービス券を差し上げます!!

ジュエリーや時計の修理、メンテナンスなどお気軽にご相談ください。

駐車場もパティオ共同の地下駐車場であれば、お帰りの際にサービス券を発行しております。
他店で断られた時計もお持ちになる方が多くいらっしゃいますので、お気軽にお問合せください。

秋田市大町1-2-7サンパティオ大町
JIKODO

TEL 018-888-3800

営業時間 
AM10:00~PM7:00(平日・土曜)
AM11:00~PM6:00(日曜・祝日)
定休日 水曜日

ホームページ http://www.jikodo.com

お車の方は、サンパティオ大町 地下共同駐車場が便利です。

お帰りの際に、無料サービス券を差し上げます!!

ジュエリーや時計の修理、メンテナンスなどお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

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