JIKODOであなたのダイヤモンドと出逢う６

2017.02.05

　日々、お客さまから時計や宝石・ジュエリー・アクセサリー・修理のことでご質問をいただきます。
その中でよく訊かれることや、お役に立てそうな内容をピックアップしてお伝えしたいと思います。

さて、引き続き「JIKODOであなたのダイヤモンドと出逢う」というテーマのもと、JIKODOで扱っているダイヤモンドの事をお伝えしていきたいと思います。

JIKODOでは、秋田県ではここだけというブランドを含め、４つの特徴的なダイヤモンドを常時取り扱っております。通常皆さまが目にする「５８面ラウンドブリリアントカット」を含めると、５種類のダイヤモンドを比べることができる店唯一の店。

この１月からブライダル専用のホームページが完成し、お客さまへ扱っているダイヤモンドのことを伝えていこうと思いペン（キーボード？）を取りました。

最後までお付き合いいただければ幸いです。

本日も、JIKODOが選りすぐって扱っている「４つのダイヤモンド」についてお伝えしていきます。

（３）『JIKODOが４つのダイヤモンドを扱っている理由（ワケ）』

その三.「ウィリアム・レニー・ダイヤモンド」の理由（ワケ）

より美しく光輝くダイヤモンドは手に入れたい。でも値段はできるだけ抑えたいと思うのは当然のこと・・・。

でも、そんな都合の良いダイヤモンドなんてない・・・あればいいけど、ないよね？？

実は・・・

あったんです！

見つけました。このブランドがやってくれました！それが3番目のご紹介する「ウィリアム・レニー・ダイヤモンド」です。

通常ダイヤモンドに施される中では最高ランクに位置づけられるエクセレントカットのみならず、さらに厳格なアイディアリーカットのさらに上をいく「ブリリアンシー」（かがやき）と「ディスパージョン（ファイア）」（虹色の光）を求めて開発された「ウィリアム・レニーカット」。

通常の５８面カットのダイヤモンドとの比較

光りの強さと陰（暗い部分）が少ないことが写真からお分かりになりますでしょうか。

簡単にお伝えすると、ラザール・ダイヤモンドに施される「アイディアリー」カットのダイヤモンド下部（通称パビリオン側）はそのままに、上部（クラウン側）の角度を１０°ほど鋭角に仕上げることで、アイディアリーカットと同等かそれ以上のブリリアンシー（かがやき）を実現。

上部（クラウン側）の角度が鋭角になった分、テーブル面（ダイヤモンド表面）が大きくなり結果として同じカラット（重さ）数なら、ウィリアム・レニーの方が、アイディアリーカットやエクセレントカットを含む通常の５８面ダイヤモンドより真上から見ると大きく見えるのです。

そして気になるお値段ですが、カラット（重さ・大きさ）、カラー（色）、クラリティ（透明度）の３つのグレードが同等であれば、ラザール・ダイヤモンドの平均２２％ほど割安になり、さらに表面積が１．１倍（１０％）もアップ。

計算上同レベルのダイヤの輝きを手に入れるのに、ラザール・ダイヤモンドが１０だったらウィリアム・レニー・ダイヤモンドは７．５で済みます。つまり、２５％ほどお得感を得られるダイヤモンドなのです！！

ウィリアム・レニー・ダイヤモンドの凄いところは、単なるコストパフォーマンスだけに留まりません。

「ブリリアンシー」（かがやき）が強いので、通常の５８面カットのダイヤだとIカラー、Jカラー（カラーはDから始まり段階的にZカラーまで徐々に黄色味が増す）だと結構黄味がかるダイヤも、ウィリアム・レニーの場合はほぼ無色透明に見えます。この部分の面白いところは、ダイヤモンドを下面から見ると「しっかり黄色い」のが分かるのに、です。

ぜひ店頭でご確認ください。

それと、ダイヤモンドをお探しになるとよく耳や目にする「ハート＆キューピッド」ですが、これって実はダイヤモンド内に起きる光と陰の現象でもあるのです。つまり、ハート＆キューピッドが出る部分は光りが弱い部分でもあるということ。JIKODO店頭で陰の少ないウィリアム・レニー・ダイヤモンドをご自分の目で体感できます。ご興味のある方は、こちらも合わせてご体感下さい。

ウィリアム・レニー・ダイヤモンドと通常の５８面カットダイヤモンドの比較