秋田 時計・宝石・ジュエリー・修理のJIKODOです。
日々、お客さまから時計や宝石・ジュエリー・アクセサリー・修理のことでご質問をいただきます。
その中でよく訊かれることや、お役に立てそうな内容をピックアップしてお伝えしたいと思います。
さて、「世界でもっとも美しいダイヤモンド」と言われる「ラザールダイヤモンド」のご紹介の続きです。
皆さまはダイヤモンドを顕微鏡でご覧になられた事はございますか。
JIKODOでは、顕微鏡を使って皆さまに宝石の特徴をお伝えすることがございます。
宝石を学び始めた頃は、内容物=インクルージョンとして無い方が良くて、あるとダメ・・・みたいな価値観もありましたが、今は違います。
宝石の中に宝石が入る神秘。
コロンビア産のエメラルドのように、「三相インクルージョン」といって「気体」「液体」「個体」の三相の結晶(内包物)が入る場合もあります。これはエメラルド特有。しかもコロンビア産のみ!!(ちょっと興奮してしまいました・・・^^;)
さて、ダイヤの話、ダイヤの話と。
NASAの電子顕微鏡で証明する「輝き」の違いについて。
ラザールダイヤモンドの工程数が一般のダイヤモンドの工程より、2回研磨が多いので、
ダイヤモンドの表面が滑らかになり、「輝き」に一段と違いがでてくるのです。
顕微鏡写真により、表面の滑らかさが確認できます。
物質は、柔らかいより硬い方が表面光沢があり光りやすい。デコボコがない方が光る。
イメージしてみてください。同じ透明でも、ガラスとゼリーの表面はどちらが光りますか。
ガラスですよね。これは表面の硬さに関係があります。
そして、表面を磨いたガラスとすりガラスではどちらが光りますか。
もちろん、磨いたガラスですよね。これは表面の滑らかさが光りの反射に影響を及ぼすからです。
ということで、地球上でもっとも硬いダイヤモンド・・・そしてさらにその表面をめちゃめちゃ平にしツルンツルンにしたら、ものすごーーーーく光る感じがしますよね。
それが、このラザールダイヤモンドが光るダイヤモンドであることの超簡易的な証明となります。
さらに、ラザールダイヤモンドには一生涯愛用するに値する特徴があります・・・
高額品、長年の愛用品をいメールすると、宝石以外だと時計をイメージする方も多いと思います。
時計であれば、リファレンス(型式)ナンバーとシリアル(固有)ナンバーがあるので、もし紛失や盗難にあった場合でも、保証書を保管しておけば自分の持ち物だと主張できるのですが・・・。
宝石には一般的にこのシリアルナンバーを付けることがほぼ不可能です。
ところが、ラザールダイヤモンドなら、美しい輝きと確かな価値の証明を刻印する、世界初のレーザー刻印システムで管理されております。
ダイヤモンドのガードル部分に、ラザールダイヤモンドのブランドマークと所有者だけのID番号を、世界で初めてレーザーで刻印しています。このID番号は、ラザールダイヤモンドが発行する証明書と同一番号のため、ダイヤモンドと鑑定書の不一致によるトラブルがありません。安心してご愛用いただけます。
そして、刻印文字はルーペで10倍以上に拡大してはじめて読める程度の微細なもので、ダイヤモンドの輝きや品への影響はありません。
ラザールダイヤモンド・・・恐るべしです。
では、続きはまた。
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