秋田県内で見ることのできる「世界でもっとも美しいダイヤモンド」(2)
2016.04.26

 秋田 時計・宝石・ジュエリー・修理のJIKODOです。

日々、お客さまから時計や宝石・ジュエリー・アクセサリー・修理のことでご質問をいただきます。
その中でよく訊かれることや、お役に立てそうな内容をピックアップしてお伝えしたいと思います。

さて、JIKODOではダイヤモンドの美しさを決める三大要素を重要視している話を前回させていただきました。

まず一つ目である、

「ブライトネス(ブリリアンシー)・・・白色の反射光=つまり光の強さ」

このブライトネスが抜きん出ているダイヤモンドといえば、「世界でもっとも美しいダイヤモンド」と名乗れる唯一のダイヤモンドである、「ラザール ダイヤモンド」を抜きには説明できないでしょう。
今日から数回に渡って、このラザール ダイヤモンドを特集してお伝え致します。

さて、このラザールダイヤモンドの特徴は、1にも2にもMr.ダイヤモンドと呼ばれた「ラザール・キャプラン」翁その人。


世界一のダイヤモンド取引所であったアントワープで、名を馳せていたダイヤモンド・カッターはキャプランと親戚関係にあたるトルコフスキー家。その一員であるマルセル・トルコフスキーはダイヤモンドから最大の光の反射と輝きとを得るための数学的理論値を考案しました。

幼いころからトルコフスキー家に出入りしていたラザール・キャプランは、若干22歳にしてアントワープで最も優れたダイヤモンド・カッターとして評価を得ていました。彼は、数学者であったマルセル・トルコフスキーが完成させた「理想の輝き」といわれるアイディアリー・プロポーションを忠実に継承、ダイヤモンドの理想的な輝きを引き出すことに成功します。


あらゆる保険会社が保険加入を拒否するほどの危険性をはらむ726カラットのヨンカーダイヤモンドのカッティング。約1年もの綿密な研究の末、見事カットに成功。その後カットの魔術師ともMr.ダイヤモンドとも呼ばれるようになりました。

そして、ダイヤモンドの鑑定の基準を定めたGIA(米国宝石学会)の基礎作りにも大きな役割を果たしてきました。


ラザール・キャプラン社は、世界でも限られた主要のサイトメンバー(原石買付)であるため、質の高い原石を入手できる有利な立場にあります。
ラザールダイヤモンドは、産出量1%にも満たない素直に成長したオクタヘドロン、ドデカヘドロン等の最高品質の原石を使用しているので、カットした時のダイヤモンドの輝きがひときわ美しいのです。

ちなみに、1カラット(0.2ct)のダイヤモンドを見つけ出すためには、岩石を250トンも採石し、砕き、分離や選別を何度も繰り返さなければなりません。

JIKODOでは、なかなか原石の実物を見ることのダイヤモンドの実物をご覧いただくことが可能です。しかも、「ソーヤブル」、「メイカブル」、「ニアジェム」という3つの原石の質の違いとそこから研磨されて生まれるダイヤモンドの違いも実物で確認することのできる数少ない店の一つです。

では、続きはまた。

駐車場もパティオ共同の地下駐車場であれば、お帰りの際にサービス券を発行しております。
他店で断られた時計もお持ちになる方が多くいらっしゃいますので、お気軽にお問合せください。

秋田市大町1-2-7サンパティオ大町
「時計と宝石で語り継がれる物語」の
JIKODO

TEL 018-888-3800

営業時間 
AM10:00~PM7:00(平日・土曜)
AM11:00~PM6:00(日曜・祝日)

定休日  水曜日



一覧へ戻る

PAGE TOP