秋田 時計・宝石・ジュエリー・修理のJIKODOです。
日々、お客さまから時計や宝石・ジュエリー・アクセサリー・修理のことでご質問をいただきます。
その中でよく訊かれることや、お役に立てそうな内容をピックアップしてお伝えしたいと思います。
さて、本日は昨日に引き続き、腕時計の電池交換についてお伝えします。
JIKODOでは、特に人通りの多い場所に立地しているわけではないのですが、毎日のように時計の電池交換のお客さまがいらっしゃいます。実際のところ、何をやっているの?という疑問を持つ方もいらっしゃると思いますので何回かに分けて、電池交換の流れをご紹介致します。
主な流れはこのような感じ。
①本体の確認(裏ブタの作り、外す位置、工具の選択)
②防水の状態やサビ入りなどのチェック
③電池を外し、電圧チェック
④電池交換
⑤動作確認
⑥パッキンチェック(シリコン塗布、または交換)
⑦裏ブタ閉め
⑧時間・日付合わせ
⑨バンドやベルトの洗浄、乾拭き
⑩お渡し
本日は③と④をご紹介します。
裏ブタを開けたら、液漏れや粉吹きなどを含め時計の機械(ムーブメント)の状態を確認します。
電池を外します。
外す時は、大切な時計に指紋などを付けないよう、またショートしないよう電池を抑える側の手の指に指サックをはめます。
外した電池の電圧をチェックします。
もし電圧が1.5V以上あるのに止まっている場合は、接触不良だけかもしくは機械の不調が考えられます。
④型番を調べ新しい電池をセットします。
電池には番号が振ってあり、該当の電池をセットします。JIKODOでは、液漏れや粉吹きの可能性を極力少なくするために、電池は日本製を使用しております。
輸入時計、特に高級な部類に入る時計は、電池も海外製を使っている場合が多いです。ところが、電池が切れているのにそのまま入れっぱなしにしてしまっていると液漏れ、粉吹きが起こる可能性があります。私の経験上電池に関しては日本製が良いという結論に達しております。
いずれにせよ、止まった時計の電池は交換するか、外すかのどちらかを選択されると良いでしょう。何年も放ったらかしにしたら、時計にもお財布にもダメージを与えてしまうことになるのでご用心。
以上明日以降続きをお知らせ致します。
駐車場もパティオ共同の地下駐車場であれば、お帰りの際にサービス券を発行しております。
他店で断られた時計もお持ちになる方が多くいらっしゃいますので、お気軽にお問合せください。
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