《時幸堂の真珠に対するお約束》
2016.02.14

東北で最初の一般社団法人 日本真珠振興会認定のシニアアドバイザーとなり、既に3回「真珠検定 ジュニアアドバイザー認定講座」を秋田市内にて開催させていただきました。

秋田さきがけ新報さんに取材いただいたおかげもあってか、ここのところ真珠に関するお買物のご相談やメンテナンスに関するお問い合わせが増えてきました。

日頃お客さまからいただく内容のことをまとめてみました。時幸堂の取り扱う「アコヤ」真珠について書かせていただきましたので、今後お求めになる際のご参考にしていただければ幸いです。


【無調色真珠と調色(染色)真珠について】

時幸堂では、2012年10月よりお客さまに真珠本来の美しさを楽しんでいただきたい、味わっていただきたいとの考えから、一般的に行われている「調色(染色)」を行わない「無調色真珠」を中心にご案内させていただいております。

皆さまが目にする真珠の90%以上が調色または染色されたものです。無調色真珠とは、ホワイトニング(漂白)のみで、一切の色付をされていない真珠を指します。つまり、人で例えるとスッピン美人。時幸堂では、末永くお使いいただきたいという想いから、肌なじみが良く、年齢を問わずご愛用いただける、より自然に近い色合いの無調色真珠を中心にご提案させていただいております。
ただし、調色真珠の品質が落ちるという意味ではなく、お客さまのお好みに応じてご用意致しますし、以前にお求めいただきました調色真珠のメンテナンスも変わらず行います。


【花珠(はなだま)真珠と鑑別について】

時幸堂では、2012年10月以降あえて「花珠(はなだま)鑑別」は取っておりません。

実は「花珠」の基準は曖昧で、一般的な真珠の仕入れ会に行くと、正直「え?!これで花珠なの??」という真珠を多々見かけます。(本来花珠とはごくごく稀な特品の名称)なぜそういうことが起きるかと申しますと、各鑑別機関によって花珠と認定するかどうかの基準が一定ではなく、比較的審査基準の甘い鑑別機関に業者が真珠を出し続けた結果、花珠と名の付く真珠が市場に溢れかえってしまったから。そのことに気付いてから時幸堂では「花珠」をやめました。正確にいいますと、花珠鑑別を取ることをやめました。自分たちの五感と経験と直感を信じ、美しい真珠のみを扱っていこう、そしてそれを信じて下さるお客さまに最良の真珠をご提供させていただこうと決めました。私達は花珠鑑別を取らず、花珠という言葉に頼ることなく、自分達の感覚を研ぎ澄ませてお客さまへ品質の良い真珠をご提供し続けることをお約束致します。

以上です。ご参考にしていただければ幸いです。



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