昨日、すてきなゲストが来店されました!
2015年12月13日まで、秋田市「にぎわい交流館AU」にて公演中のミュージカル「政吉とフジタ」。フジタの妻 マドレーヌ役を熱演されている「丸山 有子」さんが、わらび座の小澤営業部長とともに突然のご来店。
先日行ってきたばかりの母が、やや興奮気味〈笑)。当時は、うち店の筋向かいに政吉(平野 政吉)さんが住まわれていたこともあり、昔話に花が咲きました(ほぼうちの母だけですが・・・汗)
私も10月に公演に伺う予定。直接役者さんとお会いすると俄然楽しみが増えますね(^^)
さて、せっかく話題になったので大壁画「秋田の行事」と「藤田 嗣治」について触れてみたいと想います。
皆さんは「藤田 嗣治〈つぐはる)」または「レオナール フジタ」という画家はご存知ですか?
世界で認められた日本人唯一の画家、と仰る方もおります。
その藤田 嗣治の残した巨大な壁画(縦3.65m × 横20.5m)を秋田で見ることができます。
今現在は、2013年に開館した「秋田県立美術館 平野コレクション」にて所蔵されております。
世界的画家 藤田 嗣治の、しかも超巨大な壁画が秋田にあり題材も秋田の四季をテーマにした「秋田の行事」。
それには、藤田 嗣治を当時から世界一の画家と賞賛し、物心両面で支えた平野 政吉の存在がありました。この「秋田の行事」を藤田が描いたきっかけは諸説あるようです。
私としては平野の秋田を愛する気持ち、深い郷土愛、秋田への恩返し、我々後から生まれてくる秋田人へのメッセージ、と受け取りました。
その熱い想いに、「朋」である藤田が応えた。ということなのではないかと感じます。
なんでも一番でなければすまなかった人。平野 政吉。
それが、世界一の画家に世界一の壁画を描かせる・・・につながったようです。
何かに突き抜ける想い。情熱。
両親からきいているのは「平野 政吉」が私の名前の由来になったこと。
何か自分自身が忘れてしまっていることが、政吉さんの生き方をトレースしているうちに思い起こされる気がします。
まずは10月に公演に伺います。
皆さんもぜひ。