3人で東京出張へ。その3(ラスト)
2015.09.07

東京出張2日目は、再びジュエリーフェアの行われている東京ビッグサイトへ。

今回の東京出張の中でも、最も楽しみにしていた事の一つ。
 
世界有数のオークションハウス サザビーズやクリスティーズに認められたジュエリーブランド「ギメル」の穐原かおるさんの講演がありました。
日本を代表するジュエラーでありながら、今までこうして公の場で自ら語る事のなかった穐原さん。講演会は恐らく最初で最後との事。
ジュエリーを扱う者の1人として、とても大切なキーワードがいくつも出てきました。
(他業種でも同じく大切なことかと感じます)
司会の方が冒頭に「講演の最後に質問を受け付けます。」と仰ったので、最初から質問する気で穐原さんのお話を伺ってみました。
そうしたらやはり、聴く態度も意識して前のめりになるもの。
穐原さんが「お客さまの個性を発揮できるようにジュエリーをおつくりする」と仰っていらしたので、私は「お客さまの魅力を引き出すためにされていることは何でしょうか?」とお尋ねしました。
さて、その答えは……
答えは「出しゃばらないこと」。
かのギメルの代表が、そのようなことを仰るとは!
(ギメルと言うだけで価値がグッと上がるのに…超一流は違いますね、さすが。)
感動以外のなにものでもない感覚を味わいました。
「石の魅力を最大限に引き出し、お客さまに添うこと」
やはり直接伺うと違いますね。胸に刻まれました。
他にも、周りへの感謝の言葉、スタッフさんたちと毎日お昼を摂ること、2ヶ月に一回飲み会をするとか、コミュニケーションを大切にされていらっしゃいました。
「誠実に」「小さなことの積み重ねを大切にする」「思ったらすぐ実行する」などなど…。
公には名刺交換タイムはありませんでしたが、名刺交換をさせていただき、10年前にスイスのバーゼルフェアで突然ブースまで出向きご挨拶させていただいたこと、覚えてらっしゃってまたまた感動。
さすが超一流の方は違うなと超実感。
大満足の講演会でした。
その後は「第2回 ジュエリーコーディネーター接客コンテスト」の最終審査会場へ。
全国から集まったジュエリーコーディネーター達の接客を、生で体感できる数少ない機会。山口、佐々木も真剣に見入ってました。
なかなか他のお店の方の接客を1から見せていただくこともないので、とても良い経験となりました。
その後、昨日唾をつけておいたジュエリーの予約やワイヤーネックの仕入れ、そして変色性のあるミントグリーンが爽やかで鮮やかなバラカ ガーネットを仕入れました。
このガーネットの詳細はまた明日の号外で。
東京出張レポートはこれにて終了です。
お読みいただきありがとうございました!


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