秋田のミナセが世界に認められつつあります。
2019.08.06

本日最新号が到着しました。

 

10数年前にスイス・バーゼルワールドにて定期購読を申し込んだ「Europe Star」という時計雑誌。

 

中身は当然日本語ではないので、写真を眺め気になる記事をちょっと読む、という感じの使い方でしたが・・・

 

今回はなんと!「日本特集」。特集ページの抜粋別冊が同梱され、そちらは日本語訳版(ありがたい!)ということで読みすすめると・・・

 

 

おぉーーー!!

なんと、セイコー、シチズン、カシオ、オリエントに続き5番目の時計ブランドとして我らが秋田県産のミナセが特集されてるではありませんか!

 

製造元の協和精工社はもともとは精密工具のメーカーで時計製造とは無縁。それが段付きドリル(現在のミナセのロゴマークに使用)というリユーズ穴を開ける工具から始まって、ケース製造、ブレス製造、文字盤製作、革ベルト縫製など一歩一歩自社開発への道を歩んできた後発のメーカー。

 

それも秋田の羽後町に本社があり、旧皆瀬村(現在湯沢市)に時計製造工場があるという完全なローカルメーカー。たかだか15年ほど前に立ち上がった自社ブランド「ミナセ」が、世界に読者のいる時計雑誌に3ページに渡って特集されるなんて。

年間製作数はたかだが600個ほど。在庫するだけの余剰生産能力がなく、ほぼ受注生産。うちの店でもある程度需要を見越して前もってオーダーをかけないと、お客さまにお見せする時計がなくなってしまうくらい、確かに一つ一つの製作に時間がかかってしまう作りと磨きの時計ではあるけれど、まさかここまで大きく取り上げられるとは。

ちょっと興奮気味になってしまうくらい嬉しいニュースでした。

 

秋田県民にとって、改めて誇りに思える時計なんだなと海外の方からの評価で思い知るのでした。

この雑誌はJIKODOの店頭に置いておりますので、ご興味のある方はスタッフにお声がけくださいね。

 

 

 



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