（オリエント展の続き）

 

オリエントってなかなか面白い時計作りしてきたことが分かってきました。

 

その一例が展示されてました。

1964年に発売された「フラッシュ」という名の機械式時計。

 

最初なんのこっちゃ？だったんですが…

 

隣に2010年に復刻された時計が展示され、触ることができるとのこと。

 

ならば、と

触ってみます。

 

光りました！（笑）

 

まあ、「フラッシュ」というくらいですから大方予想はできますがね。

 

でも、なんとなくわかってても、アクションがあるのは面白い。

 

そしてこの時計の中身、機械式なのにこのフラッシュのためだけに電池入ってるそうな。

 

なんともおバカでいいじゃないですかー。

やりますねーオリエント（笑）。

 

それも1964年東京オリンピックがあった年に。

世界から日本が注目されるその年に。

 

思ったんですが、2020年東京オリンピックの今年こそ、また出せばいいのにね。
なーんて。

 

あと、こんなパネルも見つけちゃいました。

 

これ、我々がこのオリエントやオリエントスターの時計を知るのにとっても大事だと思うんです。

 

そう、今やエプソン傘下にはなりましたが、1986年設立の「秋田オリエント精密」の時代からオリエントの腕時計は秋田産なんですよね。

 

クォーツ全盛の時代でもコツコツと秋田で秋田県人の職人たちが一つ一つ作り上げてきた歴史があるんです。

 

 

オリエントの代表的なムーブメント（時計内部の機械）46系は今もなお進化し続けています。

 

 

 

ほんと、細かい部品で構成されていてフツウの人は気の遠くなるような作業を経て機械式時計は組み上げられます。

 

続く