知っているようで知らない?! 機械式時計について【2】
2019.03.11 Watch

これから機械式時計を買おうかな、という方や既に使ってはいるものの本当のところはどうなの?という方に向けて書いてみます。

2回目の今回はオーバーホール(OH)、つまり分解掃除についてです。

 

◆ Q(2)「いい時計は10年くらいOHしなくても大丈夫」という話を聞きますが本当??

 

機械式(手巻式や自動巻式)の時計をお使いになっている方はご存知だと思いますが、3年以上のご使用ごとにOH(オーバーホール/分解掃除)が必要となってきます。時計の使用年数、使用頻度、使用環境、個体差によってタイミングは変わってはきますが、私がオススメしているのは、ほぼ毎日の使用で3~4年、週2~5日くらいですと5~6年に1回が目安です。

潤滑油不足で使っていると、分解掃除のみで済まなくなり、定期的に行っていれば掛からない歯車等の交換代の上乗せも・・・。冠マークの時計を使っている方に多いのですが、「ロレッ○スだから10年やらなくても大丈夫だ」ってことは決してありませんのでご注意を。

 

ここ数年来、本体が50万円以上クラス、いわゆる高級時計ブランドのOH代金で悩んでいらっしゃる方の声を多く聞くようになりました。3針タイプでも5~6万以上、クロノグラフで7~10万以上といったところでしょうか。

もちろん本体がそもそも高額なので、メンテナンス費用も高額になるのは仕方ないとはいえ・・・。

一回目のOHは行うとは思いますが、2回目以降からちょっと出費がキツく感じるようになる方もいらっしゃると思います。基本的にメーカーによるメンテナンス費用は上がることはあれど下がることは皆無といえますから、今後も値上がり基調でしょう。

ブランドへの憧れは持ち続けて良いとは思いますが、実際メンテナンスが必要となって時に慌てたり、使わなくなってしまったり、仕方なく手放してしまう・・・という悲しい事態を避けるため事前にメンテナンス費用を想定しておいていただければと思います。

 

ここで一例として、弊社でここ数年ジワジワと人気の上がっている時計ブランド「BALL(ボール)ウォッチ」のメンテナンス価格表をご紹介しておきたいと思います。

機械式時計時計を初めてお使いになる方も、既に別のブランドの時計をお使いの方も今後機械式時計をご購入の際に参考にしていただければ幸いです。

JIKODOのようなBALLウォッチの正規取扱店でお求めになりますと、右側の「メンバー特別価格」にてOHサービスを受けられます。

機械式時計は買って終わりではないので、永年愛用していただけるバックアップ体制やメンテナンスの価格体系も含めて時計の価値だと思っております。

JIKODOがオススメする時計は、数年後に訪れるOH代を実際に支払う時に実感していただけると思います。

 



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