時幸堂では、毎年の恒例行事として”年末詣”をさせていただいております。
主旨としては、今年1年を無事に過ごせたことを氏神さまに感謝とともにご報告に参る、です。
もうかれこれ16,7年目くらいでしょうか。
2008年に私のかつての数秘学の師匠を秋田にお招きした際に、秋田の複数の神社を訪れ参拝の仕方などを教わりました。
すべてを覚えているわけではないのですが、「鳥居の前でお辞儀をする」「できるだけ鳥居の真ん中を開けて通る」「手水の仕方・・・(秋田は冬凍結するので年末年始はできない場所が多い)」「二礼二拍手一礼の仕方」「鏡(かがみ)の意味」などなどを教えていただきました。
その中でも、「お賽銭」については今でも教えを守っております。
(汚い字でスミマセン・・・汗)
ポチ袋(お年玉を入れるサイズののし袋)にお賽銭(できれば紙幣)を入れ、神恩感謝と氏名(場合によっては住所)、裏面に金額を記入し、お賽銭箱にそっとやさしく入れる・・・
師匠に教えてもらってなかったら絶対やってないな・・・(苦笑)
師匠の教えは、すべて参拝される”神様目線”で考えれば理にかなっております。
自分が神様(拝殿の中にいる側)だったら、どんな人がどんな風にお参りに来たら嬉しいか・・・、ついついお願いごときいてあげたくなるか・・・(笑)
あるいは、こいつだけはお願いきいてあげたくない・・・と思われてしまうか・・・(苦笑)
拝殿にある(ない拝殿もあります)鏡は、かがみ→か我み 我(が)を抜くとかみ=神。
鏡は、参拝している「自分」の姿を見るためのものだとのこと。そこに写っている自分はどんな姿なのだろう・・・と想像してみてもいいかもしれません。
(神社は神様にお願いしにいくところと思われがちですが、実は参拝しに行っている自分自身の姿を見るところ、でもあるようです)
このようなことから、私利私欲、我欲を抜き、感謝と報告、宣言などをする方が、お願いばっかりするより神様から応援される人になりやすい、・・・と理解しております(笑)。
本年は、事務スタッフの親族に不幸はありましたが・・・
4人全員無事新年を迎えることができそうです。
12月28日、棚卸と店内掃除等を終え、無事仕事納めをさせていただきました。
お客様、取引先様、関係者の皆様、1年間本当にありがとうございました。
来る年も皆様にとって良い年となりますこと、お祈り致しております。
どうか良いお年をお迎えください。
株式会社時幸堂
代表取締役 藤井政徳 スタッフ一同