BALL

「質実剛健」。ボールウォッチを語る上で、外すことのできないフレーズです。10数年に初めてこのブランドの時計を見たときは、なんて無骨で垢抜けない時計だろうと思ったものですが、ここ4~5年でブラッシュアップされスポーツエリートな時計に昇華しつつあります。19世紀のアメリカで創業し、大きな鉄道事故が多発していた時代においてボール・ウォッチ創業者ウェブスター・クレイ・ボールの功績で、人々は安心して鉄道の旅を手に入れることができました。「あらゆる過酷な環境でも正確な時を告げる」というテーマは、創業時から現在でも変わらず掲げられ、「防水性」「耐磁性」「視認性」に加え、独自の「セーフティロック・クラウン」や「アモータイザー」、「エラストマー製衝撃吸収リング」などの「耐衝撃性」を備え、手が届く機械式実用時計として認知度が増してきています。

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ボールウォッチの一番良いと思うところ、それは「人」です。

私がJIKODOでボールウォッチを扱おうと決めたのは、ボールウォッチジャパンの社長を始め、スタッフさん達の姿勢が素晴らしいなと感じたからです。N社長はボールウォッチジャパン立ち上げから携わり、それ以前からもお付き合いがあり人柄も分かっておりました。誠実、実直で周囲からの信頼も厚い方。その方が、熱心に何度も何度も取扱いを打診、そこまで言うのならばと取扱いを開始したのがきっかけでした。2013年のことです。おそらくN社長が社長でなければ、うちの店の担当営業でなければ今でもボールウォッチの取扱いはなかったかもしれません。開始から6年経った今でも弊社の担当はN社長です。毎回私やスタッフにと差入れを持ってきてくださる気遣いの達人でもあります。

(2016年7月に行われたボールウォッチNight@JIKODOにて)

毎月送られてくるボールウォッチニュース。スタッフさん達の人柄が会わずとも伝わってきます。

ニュースレター・・・自分たちも不定期に出すことはありますが、毎月欠かさずってスゴイことです。内容はB to Bなので、お客さまへの有益な情報ですとか、我々小売店に対する啓蒙活動のみならず、遊び心にあふれそれぞれの趣味や今ハマっていることなど、スタッフのお人柄に触れることができます。

具体的な内容をお伝えすることは控えますがこれらの誌面全体から、お客さまだけでなく、我々販売店に対しても大事にしてますよ、という気持ちが伝わってきます。そうすると、担当者やボールウォッチジャパンのスタッフの顔が思い浮かんできて、ついボールウォッチを応援したくなってしまうのです。

 

人間って、直接言われるより、ある事実から”何か”を感じ取る方が腑に落ちたり、行動に移しやすかったりしますよね。

 

 

長く使いたい方必見! 必ず必要になるOH(オーバーホール)やメンテナンスについて

機械式(手巻式や自動巻式)の時計をお使いになっている方はご存知だと思いますが、3年以上のご使用でOH(オーバーホール/分解掃除)が必要となってきます。時計の使用年数、使用頻度、使用環境、個体差によってタイミングは変わってはきますが、私がオススメしているのは、ほぼ毎日の使用で3~4年、週2~5日くらいですと5~6年に1回が目安です。

まだ機械式時計を使ったことのない方は、このOHについて不安というか、懸念されていらっしゃる方も多いと思います。でも、ご安心ください。ボールウォッチのメンテナンス費用はこのクラスの時計としては、かなりリーズナブルです。

カタログ巻末に載っている簡易価格表を添付しました。当店のような正規取扱店にてご購入いただきますと、「自動巻の3針」タイプで税抜き2万円、「自動巻クロノグラフ(ストップウォッチ付き)」タイプでも税抜き3万円です。

ここ数年来、誰もが知っている高級時計ブランドのOH代金で悩んでいらっしゃる方の声を多く聞くようになりました。3針タイプでも5~6万以上、クロノグラフで7~10万以上といったところでしょうか。

もちろん本体がそもそも高額なのでメンテナンス費用も当然高額になるのは仕方ないとはいえ、新しく時計本体を購入する時のテンションと、現状を維持するための費用を支払うテンションはそもそも違います。

ブランドへの憧れは持ち続けて良いとは思いますが、実際メンテナンスが必要となって時に慌てたり、使わなくなってしまったり、仕方なく手放してしまうことを避けるため事前にメンテナンス費用を想定しておいていただければと思います。

機械式時計時計を初めてお使いになる方に、ボールウォッチがオススメな理由は数年後に訪れるOH代を実際に支払う時に実感していただけると思います。

 

機械式時計界のG-○ョック?! 耐衝撃性を数値化している数少ない時計メーカー

【1】耐衝撃性・・・防水性、耐磁性を数値化して時計のスペック表に記載するのは各メーカー行いますが、耐衝撃性を数値化し明記している機械式時計メーカーはまず見かけません。”精密機器なので、ぶつけたり落としたりは極力避けるように”というのが機械式時計の世界においては一般常識。それを覆したといえるのが、このBALLウォッチなのです。耐衝撃性5,000Gs(硬い木材の上に1mの高さから落下させても作動する)、あるいは7,500Gs(同様に1.5mの高さから落下させても作動)というBALLウォッチ社は独自の基準を設け、ほぼ全モデルに耐衝撃性をもたせている。なかでも2018年に世界限定1,000本で発売された「デブグル」は、なんと10mのフリーフォールに耐える究極の耐衝撃性機械式時計として業界に驚きを与えました。

 

【2】防水性・・・30m防水から3,000m防水まで幅広くラインナップ。クラシックデザインのモデルでなければ、100m以上の防水性を保つものが多く、日常使いでの安心感のベースとなるスペックを装備。

 

【3】耐磁性・・・水と違って目に見えなく、また現代社会において磁気を受けないで生活することはまず不可能といっていいでしょう。実際当店に電池交換や修理に持ってこられる時計の半分以上が磁気帯びしております。磁気抜き器で処置はできるものの、そもそも耐磁性を持つ時計であれば安心して高い精度をキープして使用できます。BALLの場合は、JIS(日本工業規格)の第1種耐磁時計(4,800A/m・・・磁気に対して5cmまで近づけても性能を維持できる)を始め、第2種耐磁時計(16,000A/m・・・磁気に対して1cmまで近づけても性能を維持できる)の5倍強い80,000A/m(いわゆるミル(1,000)ガウス)の耐磁性のものまでラインナップ。しかも複数のコレクションを用意しているため使用用途、デザインのお好みに合わせてお選びいただけます。

夜、イザという時に時間がパッと分かる安心感。屋外での夜勤中、花火大会や映画館、夜道で効果を発揮!

BALLウォッチの代名詞ともいえる「暗闇での視認性」の高さ。そのヒミツは「マイクロ・ガスライト」を用いたインデックスにあります。内側に蛍光塗料を塗布したガラスチューブ内部をトリチウムで満たし発光させます。

自発光のマイクロ・ガスライトは、スイスの革新的なレーザー技術によって作られた新しい夜光システムで、その明るさは従来の夜光塗料と比べ約70倍にも達し、10年以上にわたり輝き続けます。ボールのマイクロ・ガスライトは、光で蓄光したり電池を用いる必要がなく、どんな環境でも常に正確な時刻を読み取ることができます。

この発光の原理は、テレビのブラウン管と全く同じ原理です。チューブを針や文字盤に取り付ける場合も、破損の危険を冒さずに行う方法が確立されていますので、時計を着用した人が放射線にさらされる心配もありません。また、長期にわたり時計を着用しつづけても、人間が常に自然界や人工的な機器から浴びる放射線量をはるかに下回ります。

夜間屋外で長時間仕事や作業をされる場合や、趣味でキャンプなどアウトドア好きな方、花火やフェスなどの屋外イベントの帰り、映画館で時間を確認したい時、またベッドサイドに置けば夜中に目が覚めた時にパッと時間が確認できます。

着用する方だけでなく、ご家族やご友人のお役に立てるシーンも想定できる頼もしい相棒がボールウォッチなのです。



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