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オリエントスターの機械式時計は、
一つひとつ職人の手によって組み立てられます。
機械では再現不可能な繊細さと正確さは、
すべて培われた経験と磨き上げられた感性によるもの。
外面から内面まで一貫した美しさは、手作業だからこそ表現できるのです。
今日も秋田県湯沢市の工房では、専門性を突き詰めた職人たちが
丁寧に時間をかけて、その指先から新しい命を生み出しています。
秋田県湯沢市で、地元採用の職人の手でひとつひとつ作り上げられる腕時計。
日本三大うどん「稲庭うどん」、「東北の灘」とも呼ばれる酒造り、約800年続く川連漆器など伝統を重んじ、自然豊かな県南の人口約4万人の町にオリエントスターの生産工場があります。メインプレート(地板)を中心に腕時計の部品製造をルーツとする同工場は現在、完成品の最終検査にいたる時計の組み立て全般を担っています。
メカ好き、仕組み好きのココロをくすぐる”フルスケルトン”ウォッチの魅力
腕時計をしてなくても時間を知るのに困ることのない現代社会ではありますが、なぜか気になるスケルトンウォッチ。
この世に腕時計が誕生して100年あまり。そう、100年経って携帯電話で時間を知ることが当たり前になったのに、ゼンマイの力で動く時計に目を奪われるのはなぜでしょうか。
どんなにオートメーションが発達しても、未だにゼンマイ式の時計は熟練の時計職人の手で一つ一つ組み上げるしか作る方法がありません。
きっと、そこに理屈ではなく、直感的に人を魅了する”なにか”があるのでしょう。それを具現化し、かつ見て楽しむことのできる時計。それがスケルトンウォッチ。
日本で、秋田で職人が一つ一つ手作りしている時計の魅力を直接お手に取って感じてみませんか。
月齢(ムーンフェイズ)に魅せられる
夜空にぽっかりと浮かぶ月。
天候に左右されず、いつでもその満ち欠けが見れたらいいのに。
そして、海と密接に関係のある生き方を選択した方にとっては、生活にとって欠かすことができない。
古来から人々の関心から一度足りとも欠けたことのない月。
日本の、秋田の時計職人が作り出すムーンフェイズをお手元に。
オリエントスター70周年記念モデル
秋田県湯沢市で、県内出身者の職人が中心となって一点一点手作業で組み上げられる「オリエントスター」の機械式腕時計たち。
ブランドとして立ち上がって2021年が70周年でした。記念すべき年にオリエントスターのフラッグシップモデルである「スケルトン」がフルモデルチェンジしました。
待ちに待ったRK-AZ0001Sの入荷。
すぐ手に取って感じたのは前作(RK-DX0001SやWZ0041DXなど)と比較して、明らかにムーブメント(内部機械)の仕上げが美しく手が込んでいること。
分かりづらいかもしれませんが、ムーブメント地板の面取りやストライプ、ペルラージュ(円形が多数施される)仕上げも高級感を増しています。
特徴はその仕上げだけにあるわけではなく、時分針と秒針の中央の中間に見える自社開発された「シリコン製ガンギ車」に注目。表面が平らで滑らか。硬さと軽さが特徴で摩擦係数が低く帯磁もしない。この歯車を親会社であるエプソンの高精細プリントヘッドに使われる加工技術が用いられたというから、時計メーカーを超越した技術力が今のオリエントの強みといえます。
この自社製シリコンガンギ車のおかげで、従来50時間ほどだったパワーリザーブ(ゼンマイの持ち時間)が、なんと4割アップの70時間!となり、金曜日の夜に外して月曜の朝止まらずに動いている状態が可能となりました。
ともすると、実用性を犠牲にしがちなフルスケルトン時計ですが、「美しさ」、「愉しさ」、「実用性」の三拍子兼ね備えたモデルに昇華したといえます。
RK-AZ0001S
¥352,000(税込) (2024年7月現在)
より詳しく知りたい方はこちらの動画もご覧ください。(EPSON オリエントスター公式)
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