VINTAGE
買付した後に調べて知ったのですが、第二精工舎亀戸工場初の男性用中三針モデルとして、1958年に発売開始した「クロノス」というブランド。高性能でスマートなデザインが特徴で、チラネジの廃止やテンプ受けの改良し、薄型かつ高精度がウリだったようです。この薄型設計はのちの「キングセイコー」や「44GS」にも継承されたようです。
とはいえ、60年以上前のこの時計、精度は当時よりかなり落ちる状態かと思いますが、私が気に入ったのはこの薄型のスマートなフォルム。当時国産でこのスタイルはかなり斬新に見えたのではないでしょうか。
第二精工舎 亀戸工場初の男性用中三針モデルとして1958(昭和33)年に発売した「クロノス」。従来の腕時計よりも薄く、高性能でスマートなデザインが特徴。チラねじの廃止、てんぷ受けの改良などの工夫で、精度が高く「マーベル」よりも更に薄型のムーブメントを実現させた。その薄型の基本設計は「キングセイコー」や、1967(昭和42)年の「44GS」にも受け継がれていった。繊細な細いベゼルと細身の針、すっきりと長く立体的な植略字が特徴の端正なモデル。ダイヤルのロゴの書体も繊細で特徴的だ
スペック
コードNo.:J-1061
ブランド名:SEIKO(セイコー)/モデル名・年代:1960年代
ムーブメント:手巻/機能:センターセコンド
ケース:ステンレス/裏蓋:ステンレス
ケースサイズ:ケース径 33.0mm 厚さ8.8mm
リザード(ブラウン)+カーフ(タン)付き
ベルト幅:18mm
OH済み
価格 ¥91,300(税込)