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JIKODOで不動の人気定番ブランド「Hamilton(ハミルトン)」。
秋田県産ウォッチが看板となって久しいJIKODO(ジコードウ)ですが、ここ10年で最も販売本数が多いブランドはアメリカ生まれスイスメイドのHamiltonなんです。
10代から60代まで男女ともに幅広くご購入者のいる稀有な輸入ブランド。5万から20万クラスの輸入時計ブランドでは間違いなく日本一売れているスイス時計だと思います。
そんな人気ド定番ブランドのHamiltonから、私好みのヴィンテージスタイルの二針自動巻き時計が発売となりました。
スポーティだったり、機能性だったりを追求していくモデルもありですが、個人的にはこういう時計として最低限の要素を薄型で削ぎ落としたデザインの中で表現しているモデルに惹かれてしまうんですよねー。
今回私がピックアップしたのは、少し前にリリースされていた文字盤にボカシを施したタイプではなく、この2月からリリースされたこのピンクカッパー系のボカシなしのモデル。
文字盤の色もステキですが、インデックスをよく見るとペイントではなく彫り。わずかに引っ込んでいます。20年ほど前に正規取り扱いしていたドイツのグラス○ュッテ・オリジナ○のシックスティーズみたいな雰囲気。
てっきり夜光するのかと思ってブラックライト当てたり、暗闇で見たけどそれはなし(笑)。まあ、こういうクラシックタイプの薄型時計だからそれはなくてもいい機能か。(これも含め機能削ぎ落とし(?))
横からのビューはこんな感じ。薄くてつけ心地良さそう。好みからしたらラグ(本体から出てる”足”の部分)の形状はもう少し細身だけど、まあざっくりシンプル感を選択したのでしょう。
裏はシースルーバック。個人的にはこの手のタイプはシースルーでなくても良いかと思ってますが、初めての機械式時計として選択する方もいらっしゃるでしょうから、そういう方のためにこれはアリでしょう。
腕に乗っけた感じ。サイズは38ミリと大きすぎず小さすぎず。
ヴィンテージスタイルの時計だと36ミリくらいでちょうど良いかなとも思うのですが、幅広く馴染みやすいサイズとなるとこの38ミリがジャストサイズかな。
時計屋の主人としては、この角度からのビューにもこだわって欲しいところ。
左斜め30°くらい?から見たときに美しくあって欲しいなぁと。
私的にはもちろん合格☆☆☆
時計って、通常真正面から見て好きか嫌いか判断する度合いが大きいと思うのですが、実際身につけると分かりますが、時間を確認する以外は斜めから見える機会の方が多い。なので、横やら斜めからも時計を見て気に入って欲しい・・・。と思うのです。
斜めから見ても美しく楽しめる時計。
Hamilton(ハミルトン)のイントラマティック・オートでした。
これらが税込で10万円そこそこで入手可能。世界最大の時計グループ「スウォッチ・グループ」に属するHamilton、恐るべし。
スペック