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この時計、やっぱり好き。
JIKODOで「ユンハンス」を扱って何年目だろうと、調べてみたら2010年からでした。
ぷっくらしたフォルムと、いかにも”バウハウス”(※1)らしい洗練されたムダの一切ない文字盤のデザイン。
(※1・・・バウハウスとは、第一次世界大戦後にドイツ中部のワイマールに設立された、美術学校。)
よく「シンプルで飽きが来ないデザイン」って言うけれど、”シンプルだったら全部飽きが来ない訳ではない”と私は思っている。
では、飽きが来ないデザインってなんだろう。
うーん、自分的にはシンプルの中に意図的なもの、ポリシー?を感じるデザインかなと。
その点、このユンハンスのマックス・ビルシリーズは、世に出回っている「バウハウス風デザイン」とは一線を画す”本物のバウハウスデザイン”と言い切れる。
それはなぜか。
それは、マックス・ビル氏が、バウハウスで生活全般のデザイン化を学び建築・彫刻・画家・グラフィックデザインなど多分野で活躍したクリエーターであり、晩年にはバウハウスで教鞭に立ち、尊敬をこめて「バウハウス最後巨匠」と呼ばれているからに他ならない。
デザインには好き嫌いがもちろんあっていいし、全員に認めて欲しいとは言わない。けれど、こういう本物があることを知っていただきたい。人は、知っているものからしか選べないから。
ユンハンスのマックス・ビルシリーズには、男性用にとどまらず女性用もクォーツ(電池式)もある。そしてなんと、電波時計やソーラー時計も。
日本製にしかないと思われる機能が、このバウハウスの巨匠といわれたマックス・ビルシリーズにも存在するというのも驚き。
しかも、世界初の電波時計を世に送り出したメーカーがユンハンスなのだから2重の驚き。
ドイツ最大の時計メーカーでもあり、もし中途ハンパなものしか作っていなければそうはならなかったはず。
デザイン製、歴史(1861年創業)、品質に自信あり。ヨーロッパでは超メジャーブランドのユンハンス。そしてNo.1人気シリーズのマックス・ビルシリーズ。
その中で、もう店頭にならぶことのない限定モデルが今ここに。
ドイツ バウハウスの象徴的なレッドドアを再現したケースバック。
全シースルーではなく、建物のガラス部分を模した部分からのみチラッとムーブメントが見え隠れ。このあたりにセンスの良さを感じます。
現存はしませんが、写真でみることができます。
ほんと、現存してないのが惜しまれる建物です。
実物は見れませんが、自分の時計の裏側にミニチュアがあるかと思うとバウハウスファンとしてはとても嬉しい・・・かも。
あと、気になる人は気になる厚みについて
クロノグラフ(ストップウォッチ機能つき)なので、ボディの厚みはまあまああります。
世界限定1000本。(国内入荷はおそらく100本未満)
バウハウス創設100周年を記念したモデル。
JIKODOへの入荷は1本のみ。
現在キャンペーン中(2021年8月31日まで)で、オトクにお買い物できます。
詳細はJIKODOまで。
(TEL018-888-3800)
スペック
自動巻き 日付機能 ストップウォッチ機能付き
ステンレススチールPVDブラックマット仕上げ
直径40mm 厚さ14.4mm
ドーム型サファイアガラス
3気圧防水