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さて、今回は「ロードマスター マリンGMT」について。
JIKODOにて(2022年1月27日現在)ご覧いただけるのは、もうこのグリーンのマリンGMTのみ。スプ○イトあるいはウィルキ○ソンカラーなのかはさておき、グリーンというのはボールウォッチのコーポレートカラー、つまりイメージカラーでもあり、ここ最近の人気カラーでもあります。
全国的にかなり注目を集めたモデルで、人気もあったカラーなのにまだ店頭にある・・・まあ、地方、特に東北、秋田あるあるかも(苦笑)。
人口が少なく、可処分所得も少ない・・・となればやはり全国の状況とは異なることもしばしば。 都会ではとっくの昔に完売したモデルが、フツーに店頭にまだあってしかも商談中でもない。
で、忘れたころに東京や大阪、九州から問い合わせが来たりして電話一本で決定、というケースは限定ものや絶版ものでたまにあるんですよね。
いずれこの時計もそうなるかも。
そういうモデルかと思います。
さて、実機について
落ち着いた、やさしめのグリーン。
全体のデザイン的には大人しくもないんだけれど、やはりグリーンが差し色になっていてやさしめの存在感を放っております。
パイロットGMTと一緒で、8時と10時位置にプッシュボタン付き。
このボタンがスグレモノで、4分の1回転させると押せるようになり、また同じ分だけ回転(左右どちらでも)させるとロックして誤作動防ぐんです。
ありそうで、ない。
そんな機能を付けるのがボールというブランドの真骨頂かもしれないですね。
基本GMT機能なので、第2時間を示すという「使命」があり、もちろんそれは果たしているのだけれど、こっちのマリンGMTは4番目の針とも言うべき”緑色のGMT針”がプッシュボタンの数に合わせて、プラスしたりマイナスしたりして第2時間を示してくれます。
この機能は、日本にいながらにしてもう一つの国の時間帯を知るのに便利なんですよね。親戚縁者、友達が海外にいるよ、って人はその国の時間に合わせておけば、はた迷惑な時間に電話したりメールしたりすることがなくなります。
え?そんな身近な人が海外にいない??
そういう人は、好きなスポーツ選手だったり芸能人だったり、見たい大会が行われる国の時間に合わせたりとか、そんなふうにして時計の機能を活かしてもいいかも。
それもない???
そんな方は、もう日本の時間に合わせておいておくんなまし。
そしたら、その緑の針が24時間計の代わりになるから、今が午前9時なのか午後9時なのか、一度12時を通過させないと分かんないよ!という手間が省けますから!(笑)。
もしかしたら、日本みたいに一つの国に一つの時間帯しかない国の人だとほとんどの人がこの使い方かもしれませんがね。
いいんですいいんです、それで。
GMT機能って使わないんだよね。って言われてもデザインが気に入って買ったっていいんです。
手持ち無沙汰なときに、プッシュボタンで遊んだっていいんです。
だって、この時計のデザイン気に入ったんだもん。で。
気に入った方はぜひ観にいらしてみてくださいね。
たぶんこの1本が売れたらもう入荷してこないですから。
早いもの勝ちです。
スペック
自動巻き スイスCOSC認定クロノメーター
チタンケース・チタン&ステンレスのコンビブレス
両回転ルミノバ夜光付セラミックトップベゼル
反射防止サファイアクリスタル
ねじ込み式リューズ
シースルーバック
200m防水 5000Gsの耐衝撃性 4800A/mの耐磁性
世界限定1000本
¥319,000(税込)