2005年に秋田県 旧雄勝郡皆瀬村(おがちぐん みなせむら)で産声を上げた「MINASE(ミナセ)」。
「工具メーカー・金属加工業」が本格的な機械式時計のブランドを立ち上げたのは、世界的にも珍しいのではないでしょうか。
秋田県羽後町の西馬音内(にしもない)地区に、「協和精工株式会社」の本社と工具を作るための工場があります。
今でも製作している、時計の「リューズ穴」を開けるための「段付きドリル」が、時計の世界への足がかりとなり、それがきっかけで今や世界の「MINASE」が誕生したのでした。
【ブランド誕生20周年を迎えるMINASE】
「100年後も語れるモノづくり」というコンセプトのもと、2005年にMINASEは産声を上げます。
あくまでも時計メーカーとしては後発である、というところから独自構造と独自発想から生まれる立体的なデザインとザラツ研磨による輝きは、ちょっとずつちょっとずつ時計コレクターからの評価を受け広まっていきます。
秋田県においては、地元の企業が発表し、製作していることから各テレビ局や新聞社が取り上げたことによりブランドの知名度は上がっていきました。
そして、10年、15年と経過し欧米やアジア各国にもファンをもつブランドとして成長を遂げました。
その間には、時の総理大臣がミナセの時計を身に着けてG7(先進国首脳会議)に出席されたこともありました。
様々な方々からの購入、そして応援をいただきミナセは成長を継続できているのだと思います。ミナセはその感謝の意味も込めて、高度な文字盤製法のひとつである“電鋳”を駆使した雪平ブラックグラデーションダイアルによる特別な「SEVEN WINDOWS」を完成させました。
ブランド誕生20周年を記念した「SEVEN WINDOWS」の雪平グラデーションダイヤルは電鋳という製法によって作られています。
もともとこの雪平タイプは、「DIVIDO(ディヴァイド)」の専売特許とも言える独特の風合いの文字盤でした。
その製造工程には精緻な職人技が求められるといいます。
最初に雪平模様の元になる原型を製作し、その雪平模様を樹脂製の型に転写します。その転写された面に銅メッキを積層させることで、通常の時計で使われる型押しプレス製法では表現しきれない繊細な模様が表現可能になるのです。

模様が転写された銅メッキのブランク(未加工状態)を形状加工し、雪平模様の上にブラックグラデーション塗装を施します。
電鋳製法は文字盤表面に微妙な凹凸感が生まれ、様々な角度から光を拾うことで独特な輝きを放ちます。
また斜めから眺めると光の加減からか、うっすらとパープル色にも感じられる美しい文字盤に仕上がります。

MINASEの時計を構成する最も特徴的なパーツの一つである、ダイアルリング(文字盤部のインデックスパーツ)は仕上げ研磨後(職人が手作業で一面一面、計12面研磨)にイオンプレーティングでオールブラックにしてから、ブランドシンボルである段付きドリルマークのみを銀色に輝かせるため、なんと追加で研磨加工をしているとのこと。
(言葉にするのは容易いですが、実際の手間を考えると・・・(-_-) )
相当な手間暇をかけて、ようやくミナセの時計は出来上がります。


バンドはメタルブレスレットと革ストラップの両方からお選びいただけます。
メタルブレスレットは特許取得のMORE(モア)構造となっており、他では考えられないブレス駒、すべてが分解できてしまうので、永続的なメンテナンスが可能です。
(店頭に来ていただければ、ミナセのブレスレットがいかに手間暇かけて作られているかがよく分かるパーツがございます)
革ストラップは、今回初お目見えの皆瀬工場周辺の自然をイメージした波状木目の線を描くWavy Grain(ウェイビーグレイン)パターンの型押しをしてから手縫いで1本ずつ仕上げています。
工場見学した際に目にしましたが、自社縫製をしている珍しい時計メーカーです。女性の職人さんが一本一本手縫いしておりました。

機械式時計といえば・・・
裏面を見ても、ミナセの時計は楽しみがあります。
ドリルマークを透かしで入れた自動巻ローターや、中空チックに見えるケースインケース構造、打刻の部分もケース裏側ではなく、ムーブを抑えるパーツ(インナーケース)に打刻しています。(つまり直接オーナーさんが触れない箇所ですので、擦れて消えることがないのです。)
20周年限定の刻印と世界限定77本を示す限定ナンバーが特別感に浸れますね。世界で77個いえ76個しか同じ時計が存在しない・・・。
針には鮮やかなブルーに光る夜光が塗布されています。

自動巻式ムーブメントKT7002、デイト表示
日常生活防水5気圧
ステンレスケース、サファイアガラス
牛革ストラップ(Wavy Grain型押し)
ケースサイズ 縦46.5mm×横37.4mm×総厚13mm(ガラス含む)
¥599,500(税込)
各2本ずつは確保致しました。(それ以降は未定です)

自動巻式ムーブメントKT7002、デイト表示
日常生活防水5気圧
ステンレスケース、サファイアガラス
ステンレスブレスレット(MORE構造)
ケースサイズ 縦46.5mm×横37.4mm×総厚13mm(ガラス含む)
¥742,500(税込)
各2本ずつは確保致しました。(それ以降は未定です。)
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